レコジャケジャンキー

 朝起きてテレビをつけるのがくせになっていたので、音のない生活はやはりさびしい。
 なので、インターネットラジオで一日中ストーンズをかけている局をピックアップ。ビートルズだけの局というのもあるのだが、やはり外国は徹底してます。
 午前中は、わりとまじめに業務に精進。午後、買い物ついでに本屋をのぞき、「レコジャケジャンキー!」(CDジャーナルムック)を買ってくる。高二の長男の誕生日プレゼントに買ってやったものだが、自分もやはり欲しくなり2冊目の購入。おおざっぱにいうとレコードのパロディ・ジャケット百科事典なのだが、オールカラーというのが嬉しく、キャプションも大いに笑わせてくれる力作。ロックファンなら必携でしょう。2月に初刷りが出て、3月には二刷りというのはご同慶の至り。
 お茶漬けで昼食後、先日安価で入手した大瀧詠一「コンプリートイーチタイム」をはじめとした、ひとり大瀧詠一大会。周到に構築されたアイデアサウンド、歌詞はやはり凄いもの。
 amazonのレビューなどみると、大瀧詠一に限らず、すでに古典となっている洋楽、邦楽の作品に対して「今の音楽にもひけをとりません」などと道理のわからない若者がたわけたコメントを書いたりしているが、これは「今の音楽がひけをとっています」とするのが正しいはず。「生きている今がサイコー!」「小泉さんスキ」という連中には、先の物言いがどれだけ失礼なものか百年経ってもわからないと思うが。