2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

となり町戦争

眠れぬ夜の読書、今晩は三崎亜紀「となり町戦争」(集英社文庫)。ある日、となり町との戦争が広報誌に告知されていた、という魅力的な書き出しで始まるこの作品。ラノベ的な展開を期待しちゃいけません。作者の狙いは見えない戦争をどう書くかということに…

濃ゆいオヤジたち

陽気に誘われたか、今日は桜が満開だそうです。野川沿いをぶらぶら散歩したいけど、しばらくは机にかじりついていなければならない毎日。来週になったら、出かけてみよう。相変わらず夜ねむれない日々が続いており、今晩は鹿島茂「パリの王様たち〜ユゴー、…

J・Jおじさん

このところ寝付けなくなることが多く、昨晩も朝方まで布団のなかでまんじりともしないで過ごす。どうしようもないので音楽でも聴くかと、追悼の気持ちで植木等の「植木等的音楽」(大瀧詠一プロデュース)をかけるが、ポータブルプレイヤーの調子が悪くて断…

新創刊誌

晴天が続くのはいいけれど、花粉の飛散が多いらしく、ここ2、3日は目が痛い。パソコンのモニターを見つめるのも、本の字面を追うのも辛くてしょうがない。でも締切は待ってくれないので、涙を流しながら原稿の整理。お昼近くに角川書店より創刊の「コミッ…

さらに黒川

寝る前に途中まで読んでおこうと思い、今晩も黒川博行。「八号古墳に消えて」(創元推理文庫)。黒マメコンビの三作目、今回は考古学会を舞台に、大学のポスト争い、遺跡発掘の利権などが絡んだ連続殺人事件に挑むという趣向。ちょっとだけ読むつもりが、結…

今日も黒川

今晩も読書は黒川博行。大阪府警捜査一課(殺人・強盗班)の刑事を主人公にした黒マメコンビの第二作「雨に殺せば」(創元推理文庫)。現金輸送車の襲撃、それに続く連続殺人事件。背景には悪徳美術商、銀行、サラ金が絡むという、デビュー作「二度のお別れ…

下流社会にオヤジが2人

夜、J2先生から「最後の原稿を送った」と、勝ち誇ったような電話がかかってくる。一仕事終えた先生は饒舌で、しゃべる、しゃべる。このあいだから先生の話題は健康診断。血糖値が高いことにショックを受けたJ2先生は、俺にも行けとしつこくすすめてくる…

花粉症

花粉症のせいか、このところ体が熱っぽくなって仕事が手につかなかったのが、週末からは目が痛くなり、さらに仕事がつらくなる。シバシバして目を開けていられないんですよ。本を読むのもきついのだが、何か読んでからでないと寝付けないので、それはやめら…

筋肉の違いなのか

日曜日に打ち合わせたリーフレットの構成、コピーに昨日から呻吟。長いことやってなかったので、広告関連の仕事の難しさを改めて思い知る。なんにもアイデアが出てきません。普段やっている雑誌や書籍の仕事だと、ある程度のパターンを当てはめることから始…

御苑前のオフィス

友人が独立して会社を新宿御苑前に構えた。日曜ながら早速仕事の依頼ということで打ち合わせに行く。新宿南口から御苑までの道は、休日で汗ばむほどの陽気ということもあり、そぞろ歩く人でいっぱい。みんな、幸せそうだなぁ。御苑脇にはお洒落なカフェやレ…

がんばれ、団子屋

午前中新宿で仕事を受け取り、午後さっそく着手。が、頼まれたイラストレーターのデータ修正があっというまに終わったので、あとは読書。昨日から黒川博行の初期警察小説集(創元推理文庫)を読んでいて、「海の稜線」を読み終え、今日は「切断」。大阪府警…