新創刊誌

　晴天が続くのはいいけれど、花粉の飛散が多いらしく、ここ２、３日は目が痛い。パソコンのモニターを見つめるのも、本の字面を追うのも辛くてしょうがない。でも締切は待ってくれないので、涙を流しながら原稿の整理。お昼近くに角川書店より創刊の「コミックチャージ」が届く。青年誌のマーケット参入は大変だろうけれど、ヒット作が生まれるまで半年から１年の辛抱は必要かも。個人的には廃部寸前の女子高バレー部を描いた高田靖彦「HOVER!」、キャビンアテンダントの裏側コメディーである大和田秀樹「ぶっちぎりＣＡ」に期待。次号からの千葉きよかず「レディイーグル」、坂井久仁江「麗子物語」も気になるところ。最後に今月に入ってからの売れた本のまとめを。

福谷たかし｢レジェンド どくだみ荘伝説｣(青林工藝社) 500円
竹宮恵子｢ウェディング・ライセンス｣(サンコミ全２巻) 510円
ディクスン・カー他｢シャーロックホームズの功績｣(早川ポケミス) 530円
マーガレット・ミラー｢明日訪ねてくるがいい｣(早川ポケミス) 400円
E・V・カニンガム｢おひまなペネロープ｣(早川ポケミス) 400円
マイクル・アンダーウッド｢その犯罪は別｣(早川ポケミス) 400円
ドロレス・ヒッチェンズ｢泣きねいり｣(早川ポケミス) 1,000円
レックス・スタウト｢黄金の蜘蛛｣(早川ポケミス) 2,100円
ハリイ・ケメルマン ラビ・シリーズ全７冊｣(早川ポケミス) 3,500円
都築響一｢バブルの肖像｣(アスペクト) 820円
｢アンティックビスクドールの世界｣(彩鳳堂画廊) 4,000円
｢湯村輝彦VS河村要助｣(小学館) 1,500円
鳥肌実｢廃人玉砕｣(青林堂) 700円
｢東京Ｒ不動産｣(アスペクト) 700円
五味彬｢YELLOWS 20 YEARS OLD｣(ぶんか社) 1,000円
甲斐谷忍｢LIAR GAME ライアーゲーム｣(１〜３巻・集英社) 670円
よしながふみ｢大奥｣(１〜２巻・白泉社) 310円
真鍋昌平｢闇金ウシジマくん｣(１〜７巻) 2,100円
｢The 西洋骨董 アンティック第２集｣(読売新聞社) 1,000円
丸山明宏｢紫の履歴書｣(大光社) 5,000円
｢永井豪けっこうランド｣(サンマガジンムック) 100円
水木しげる｢妖奇伝 下巻・夜叉死闘篇｣(青林堂) 300円
水木しげる｢ゲゲゲの鬼太郎 鬼太郎地獄編｣(KCDX) 300円
｢MIKE AND DOUG STARN｣ 300円
芸術新潮 特集｢病める天才たち｣ 1,200円
｢谷内六郎展覧会｣(全５巻・新潮文庫) 2,600円
ハドリー・チェイス｢悪女イブ｣(創元推理文庫) 200円
早川ポケミス７冊　カー シムノン ボアロー ナルスジャック他 900円
ヴァン・ダイン｢ウインター殺人事件｣(創元推理文庫) 200円
F・W・クロフツ｢フレンチ警部最大の事件｣(創元推理文庫) 200円
ベールイ｢ペテルブルグ｣(上下巻・講談社文芸文庫) 810円
ジャン・ジュネ｢薔薇の奇跡｣(新潮文庫) 400円
ジャン・ジュネ｢花のノートルダム｣(新潮文庫) 400円
立川昭二｢江戸人の生と死｣(ちくま学芸文庫) 200円
竹中労｢鞍馬天狗のおじさんは｣(ちくま文庫) 200円
小沢昭一｢雑談日本色里誌｣(ちくま文庫) 200円
山田五郎｢百万人のお尻学｣(講談社α文庫) 200円
｢金子みすゞ童謡集｣(ハルキ文庫) 200円
野坂昭如｢野坂昭如雑文の目１｣(ケイブンシャ文庫) 200円
東京人｢文士の食べ歩き｣ 400円