へうげもの

 今朝6時半に起きてなんだかんだしていると、午後には眠くなってきた。あまり早起きするのもよくないのかな。金曜日ということもあり、夕方4時には仕事を切り上げて、漫画の読書指南役・T原君おすすめの山田芳裕へうげもの」(モーニングKC)を読む。主人公は織部焼で知られる古田織部。第2巻ラストで信長暗殺の新解釈が早くも披露されるが、やはりこの漫画は織部を主人公にする着想がすばらしい。読みながら、山田風太郎の小説「婆娑羅」を思いだし、織部もまた傾奇者の元祖たる婆娑羅大名・佐々木道誉につながる者の一人なのだな、と勝手に想像する。