下妻物語と牛久の大仏さん

 昨日、今日の午後は息子の勉強に付き合う。とはいっても、すでに俺の受験は遠い昔のことなので、教えてやれる範囲は限られているのだが、テクニック的なことは今も同じ。多少のアドバイスはしてやるが、本人の学力不足はいかんともしがたく、あ然とすることもしばしば。点の稼ぎどころである漢文がまったく駄目で、俺のほうが暗くなる。夜、遅ればせながら映画「下妻物語」鑑賞。土屋アンナのヤンキーが最高! 彼女の登場から俄然ストーリーも生き生きとする。この映画で新人賞を総なめというのも頷ける。シンボル的に出てくる牛久の大仏には懐かしい思い出がある。これができてすぐのころ、取材に行って中なども案内してもらったのだが、いやぁ、これはほんとデカかったですよ。間近で見ると冗談みたいな大きさ。そのときの記事(1994年1月)を引っ張り出してみると、大仏さんのスペック(というのも変だが)は以下の通り。
・全高 120メートル(霞ヶ関ビルに匹敵)
・総重量 4000トン
・外被の銅板厚 6ミリ
・工事期間 5年
などというものだが、この牛久の大仏さんの左手だけ見ても、重さ26トン、中指の長さは7メートルにも及ぶ。手のひらに奈良の大仏さんが乗れるというのだから驚きです。ちなみに、大仏さんの体内は地上85メートルの5階まで昇ることができます。取材にはライターHさん、カメラマンのY○田さんと行ったのも懐かしい思い出。この頃は、変な人やモノを見つけては取材に行っていたのが楽しかったですよ。


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