ウテナ、東京の不動産

 原稿整理の続きにかかるものの、集中できずに中途で終了。夜、「少女革命ウテナ」を見る。画面構成、決闘シーンでの合唱曲(J.A.シーザー)などにびっくり。こりゃ凄いや。昭和30年代生まれには、リボンの騎士+宝塚のイメージですね。舞台装置は深井国のイラストのような華麗さ。もっといえばロジャー・ディーン的要素も。今さらオヤジが何を、という人もいらっしゃるでしょうが、90年代以降、アニメをほとんど見てこなかった人間には驚きの作品でした。就寝前、「東京R不動産」(アスペクト)を読み、自分の住みたい家をあれこれ想像。今年に入ってから1冊読み通したのは、森村泰昌「芸術家Mのできるまで」(筑摩書房)のみ。といってもこれをセレクトしたのは、105円で買って本棚に差してあったからという消極的な理由から。今年はちゃんと新刊にお金を払って読書をしましょうね。


東京R不動産