終了
昨晩送ったテレビ誌のデータが午前中に入稿され、昼に整理を続けていた書籍の原稿がひとまず終了。ようやく、一息つく。今日は息子が勉強をしにきているのだが、俺はその横で悠々と漫画を読ませてもらう。以下、先週末から今日までに読んだもの、買ったものなど。
■新刊
橋口たかし「焼きたてジャぱん」25巻
大暮維人「エアギア」16巻
塩崎雄二「一騎当千」12巻
武富健治「鈴木先生」1巻
話題の武富健治「鈴木先生」(双葉社)は、何とも形容のしがたい漫画。中学教師である鈴木先生が遭遇する、クラス内の事件を解決していくというミステリーともサスペンス(そんな大袈裟な問題じゃないが)仕立てのストーリー。しかし、わざと劇画調にくずした下手な絵柄からか、エロ漫画から裸を抜いて妄想と心理部分を拡大したような印象を与えられる。とにかく奇妙な漫画。
■古本
松江名俊「史上最強の弟子ケンイチ」3巻
吾妻ひでお「ネオ・アズマニア1 メチル・メタフィジーク」(早川文庫)
樺島勝一・織田小星「正チャンの冒険」(小学館クリエイティブ)
鮎川哲也「青いエチュード」(河出文庫)
岡本綺堂「影を踏まれた女」(光文社文庫)
岡本綺堂「白髪鬼」(光文社文庫)
岡本綺堂「鷲」(光文社文庫)
岡本綺堂「中国怪奇小説集」(光文社文庫)
「史上最強の弟子ケンイチ」は、これにて23巻まで全巻カバーの裏にイラストが付いた初版バージョンがコンプリート。「ネオ・アズマニア」は「アズマニア」全3巻に続く新シリーズ。これを読んだあと、前に入手していた双葉社のHideo Collectionから「ひでお童話集」を読むが、やっぱり吾妻ひでおは面白い。岡本綺堂の文庫は、ブック○フのプロパーのコーナーに新装版がずらっと並んでいるうちから、怪談コレクションのみ抜いたもの。これで綺堂の怪談ものは、河出文庫「世界怪談名作集」の上巻を手に入れればいいのかな。