中年おやじにも未来はあるのか?

 午後、ネットを見ながらつらつらしているとT原君から電話。妙に上気した声だなぁと思っていると、ある活動の成果が実を結んだとの報告。経過を聞いていた身としても嬉しい話でした。きっと、今日から彼の見る世界は変わっていることだろう。おめでとう! しかし、俺のまわりには勝ち組ばかりが増えていってるようで、我が身が寂しくなったこともたしか。中年おやじにも未来はあるのか? 夜、横山秀夫「真相」(双葉文庫)を読了するが、なんだかオッサン臭い話ばかりで気がめいった。いや、ミステリーとして面白くはあるんですけどね。リストラされたおやじの内面描写がありきたりといえばありきたりで、鼻についてしょうがない。横山秀夫ではやはり警察官ものがいいようで。


真相 (双葉文庫)