がーん

 心が折れそうになりながら仕事をしていて、ドキリとするのは電話のベルが鳴ったとき。心臓に悪いったらありゃしない。幸運にも今日はただいま修羅場の版元や編集プロダクションからではなく、知人の会社から新規の仕事のお話。先月も彼からの仕事を断らざるを得ない状況だったので、今回は是非引き受けたいと即答。いまの仕事を終わらせて、早く別のことがやりたいのだ。
 夕方、スーパーへ行くついでにブック○フに寄り、久々にCDを購入。以前から欲しかったToots & the Maytals(トゥーツ・アンド・ザ・メイタルズ)の「Funky Kingston」を偶然発見。喜び勇んで再生してみれば、昔、俺が輸入盤(カット盤)で聴いていたのと収録曲が全然ちがーう! 調べてみると、俺が購入したのは英盤をCD化したもので、20年以上も前にアナログで聴いていたのは米盤だったということが判った次第。米盤には、ジョン・デンバーのカバー曲「Country Roads」(歌詞の”West Virginia"が”jamaica"になっていて思わずニヤリ)や、のちにクラッシュなどがカバーしたご機嫌な大傑作スカ「Pressure Drop」が入っていたりと、すんごく良かったんですよ。そこで、俺と同じ轍を踏まないよう、以下にそれぞれの収録曲を引用しておきますので、どうぞご参考に。


Funky Kingston


Toots & the Maytals「Funky Kingston」(米盤)

1. Time Tough
2. In the Dark
3. Funky Kingston
4. Love Is Gonna Let Me Down
5. Louie, Louie
6. Pomps and Pride
7. Got to Be There
8. Country Roads
9. Pressure Drop
10. Sailing On


Toots & the Maytals「Funky Kingston」(英盤)

1. Sit right down
2. Pomp and pride
3. Louie Louie
4. I can't believe
5. Redemption song
6. Daddy's home
7. Funky Kingston
8. It was written down


 ジャケットは同じなのに、ダブりは3曲しかないなんて……。まぁ、英盤もそれなりにいいんですけどね。
 ちなみに、たまたま寄った息子にレゲエはどうよと訊ねたら、頭が悪い人が聴いてそう、などとぬかしおった。お前もな!