ウォレスとグルミット

　朝、スタニスワフ・レム死去のニュースを聞く。黄金時代のＳＦ作家も今後、次々に去っていってしまうのだろうなぁ。外出の支度をして、今日は春休み中の次男をつれて映画館へ。「ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ！」。最近見る映画は次男と一緒なので、こうしたアニメばかり。前回は「チャーリーとチョコレート工場」。その前は「チキンリトル」。その前は「ミスター・インクレディブル」「戦国自衛隊」……。大人の映画はぜんぜん見ていません。
　さて、その「ウォレスとグルミット」。小生はこのシリーズを見るのははじめて。アカデミー賞云々はどうでもいいけど、クレイ・アニメってやはりいいですね。ストーリーは野菜畑を荒らすウサギを退治するというドタバタだけど、なかでグルミットがカーラジオのスイッチをひねり、すぐさま消してしまうシーンがありました。流れてきた音楽はアート・ガーファンクルの「ブライト・アイズ（Bright Eyes）」。アニメ映画「ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」の主題歌なんですね。「ちぇっ、いまいましい」というところでしょうか。たまたまアート・ガーファンクルのＣＤを最近借りたことがあり、気がついたという次第。その他、おやじ世代なら「サンダーバード」「キングコング」などのオマージュはすぐみてとれます。ま、見ている子供たちには全然関係ないことですけどね。でも、こういう仕掛けがあるのは大人も楽しめて結構なこと。
　映画館を出たあとは郷土の森へ行って運動。くたくたになって帰宅。