稲中、町田康

　昨日はＭ大前にて飲酒したため、今日はおとなしく家で漫画を読む。といっても今日売れたような色っぽいものではなく、古谷実「行け！稲中卓球部」。先々日、ブック○フで１冊105円で全巻出ていたのをまとめて買ったもの。今頃読んでるのはさすがに恥ずかしい。でもおもしろかったです。日曜日、ぼんやりしながら読むのに最適。昨日まで読んでいたのが町田康「浄土」（講談社）。短編作家としての腕が上がっていることを実感させてくれる一冊。怪奇小説として読んでも、数編はなかなかのもの（俺なんかが偉そうにいうのはおかしいですけど）。「パンク侍」「告白」で
長編の実力は衆目の一致するところだけれど、作風が変化しつつある次の短編にも要注目ですよ。

■今日の売上
長編漫画傑作集7月号増刊｢濡れて探る｣小森一也/宇能鴻一郎 700円
漫画快楽号増刊｢淡月斎女人斬り・第2集｣小森一也/宇能鴻一郎 810円
漫画快楽号増刊｢淡月斎女人斬り｣小森一也/宇能鴻一郎 810円