ワンちゃん木っ端みじん！

　昼、オークションで落札した陶器の人形（貯金箱）が届く。しかし、局員から受け取ったとき、シャリシャリといやな音が。開封してみると、案の定、ワンちゃんの貯金箱は破損して無惨な姿をさらしていた。そりゃそうだろ。エアパックで一重に包んだものを、ビニール袋に入れて送ってきたのだから、壊れて当たり前。定形外郵便とはいえ、箱詰めしてほしかった。しかし、あまりにも見事な壊れっぷりで、怒る気も起きず。木っ端みじん（木端微塵）とはこういう状態をいうのか、と感じ入ってしまった。まぁ、100円で落札したものだから、あきらめもつきやすい。画像で内藤ルネの人形かも、というギャンブルで購入したものだったが、確認してみると刻印もなく、どうやらパチもんだったのも安堵した原因のひとつ。
　ところで、こうしたオークションの発送において女性のほうが全般的に雑、というのが俺の感想。以前、郵便局でエクスパックにブランドもののバッグを裸で無理無理に入れている人を見かけたこともある。よくいえば「大らか」、普通にいえば「適当」、悪くいえば「がさつ」。これは俺の偏見ですので、読んだ女性の方は気を悪くしないでください。（昔、つき合った女性に一人乱暴なのがいて、こういう文章を俺に書かせました。なんちゃって）

■売れた本
佐藤さとる編｢ファンタジー童話傑作選｣(全２巻・講談社文庫) 200円
MUSE05｢つげ義春の魅力｣(歴史と文学の会編・勉誠出版) 300円