小西康陽に丸山(美輪)明宏

 いつもより遅めに起き、朝食後、駅前のブック○フ、昼食後、K江の古本屋へ。休みの過ごし方としてはいかがなものかと思うが、行くところも予定もないんだから仕方がない。ブック○フでは、
小林信彦「オヨヨ島の冒険」(ちくま文庫)105円
小沢昭一「雑談にっぽん色里誌 仕掛人編」(ちくま文庫)105円
鹿島茂「子供より古書が大事と思いたい」(文春文庫)105円
・綺羅光プレミアム2「美姉妹・恥辱の履歴書」(フランス書院)105円
など。「オヨヨ島の冒険」は角川文庫で持っているけど、佐々木マキの挿画入りなので。綺羅光は、普段は官能小説なんて買わないんだが、小西康陽が装丁を手がけているというので、つい。お洒落な音楽家・小西氏は、凌辱ものがお好きなんですね。K江の古本屋では、
野末陳平「ゾク ヘンな本」(青春出版社)100円
・丸山明宏「紫の履歴書」(大光社)900円
「ゾク ヘンな本」は買わなくてもよかったんですけど、カバー、本文の挿画が上村一夫だったので。「紫の履歴書」は、美輪明宏の自伝として有名で、いくつもの版が出ているが、この大光社版は、三島由紀夫の序文が入っている人気本。しかし、それよりも俺が嬉しかったのは、為書き付きながら、丸山明宏のペン署名が入っていたこと。久しぶりに当たりを引いた気分がして、嬉しく帰宅する。(署名の拡大は左のFotolifeの画像をクリックしてみてください)