深夜のスキャット

 打ち合わせのため、午後、新宿へ。いつもなら帰りにディスクユニオンへ寄るのだが、今月は早くも中古CDを買いすぎたので今日はスルー。まっすぐ帰宅。古屋実「わにとかげぎす」の最終巻(第4巻)を読む。三十路男の不安だけど淡々と過ぎる日をもう少し読んでいたかったので、終了は残念。深夜、外から奇妙な声が聞こえると思ったら、右隣の部屋の男。恐らく、ヘッドホンをつけて窓を開けっ放しでふんふん唸っているらしいのだが、へたなジョージ・ベンソン(またはアル・ジャロウ)のスキャットのようで途中から可笑しくなる。早く俺を眠らせてくれ、と思った。