転びキリシタン?

 前々回書いた後輩Oから仕事の手伝いを頼まれ、週末までそれに何だかんだ忙殺されてしまう。「冷たい先輩になろう」と誓ったばかりだったのに、お金が絡むとすぐに変節する俺。これでは踏み絵を前にして簡単に踏んでしまう転びキリシタンである。しかし、どれだけの原稿料になって返ってくるかは不安。ボランティア料金で、といわれたらおしまいだよなぁ。夜、横山秀夫「影踏み」(祥伝社文庫)を読み終えたので、続けて同じ作者の「クライマーズ・ハイ」(文藝春秋)を読み始める。ずっと積読になっていたものだが、偶然にも今日は日航機が御巣鷹に墜落した日。もう22年たったのですね。本文を読みながら、当時あった雑誌「Emma」の写真を思いだした。


クライマーズ・ハイ (文春文庫)