天才ファミリー・カンパニー

 二ノ宮知子「天才ファミリー・カンパニー」(幻冬舎コミックス)をようやく読了。5巻まではブック○フで各105円で揃えられたのだが、最後の6巻だけ105円になかなか落ちてこず、とうとう450円で購入したもの。バラで買うのはいいんだけど、揃えるのに時間がかかります。世間とはズレた人々が巻き起こすコメディーという点では、「のだめ」の原点とでもいうべきこの作品。主人公の天才高校生・勝幸はまさに千秋さまのプロトタイプ。守銭奴、冷酷漢、オレ様一番の嫌なやつなんだけど、そこがまた魅力になるという得なキャラクター。「のだめ」は読んでるけど、他の二ノ宮作品はどうかと思ってる方にもおすすめ。ちょうど、BSマンガ夜話(11月29日深夜放送)の「のだめカンタービレ編」を見たのだけれど、うなずける内容でファンとしては納得。しかし、痩せた岡田斗司夫にはびっくり。こりゃ、別人だ。


天才ファミリー・カンパニー―スペシャル版 (Vol.1) (バーズコミックススペシャル)