歌声男
クリスマスイブの深夜、また隣の部屋からフンフン、フンフンと男の歌声が聞こえてきた。今日はいつになく声が大きく、しかも、同じメロディーばかり延々と繰り返しておる。何かいいことがあったのか？ それとも、悲しいことでもあったのか？ こちらは漫画を読んでいるからいいのだが、それにしても音の回析効果には困ったもんだ。左隣のガサツ女にならい、この右隣のやつを歌声男と命名する。さて、年末だからか、今月は漫画の新刊ラッシュ。最近は以下のものをチェックしました。
・東村アキコ「ひまわりっ 健一レジェンド」第６巻（モーニングKC）
合コンでエビちゃんの年齢（35歳）をばらす、節子こと日高なのは。表と裏の顔を使い分けるじつにイヤな女なのだが、見た目の可愛さは犯罪的ですらある。この合コン編と、沖縄の女子高生・エリカの出てくる「ロックよ静かに流れよ」がポイント高し。
・ひぐちアサ「おおきく振りかぶって」第９巻（アフタヌーンKC）
アニメは終わったようだけど、本編は予選を一勝したこれからが長丁場。とりあえず次巻にも期待。
ここにきて、魅力的な女キャラが続々登場。テンション、スピード感がみなぎり、読み応え十分。人間関係や経緯を忘れてるので、少し遡って読まなければならないのだが、売り払ってしまって手元になし。買いにいかなきゃならんかなぁ。
・よしながふみ「大奥」第３巻（ジェットコミックス）
女将軍家光の誕生が無理なく語られる、素晴らしさ。凄みさえ出てきたこの漫画、ちょっととんでもない作品になりそう。これも「無限の住人」と同じく以前の巻を売ってしまったので、買い戻さなければならんかも。
