プラスチック問題

 先週はウェブサイトの原稿かと思えば、今週はじめはチラシのコピー。お、俺は何でも屋さんだろうか……。
 さて、春といえば引っ越しのシーズン。何度か言及したことのある隣の歌声男がとうとう引っ越していきました。結局、1年いなかったんじゃ? 深夜の歌声がこれで聞けなくなるかと思うとそれも少し寂しいのだが(ウソ)、こいつがここぞとばかりに大量のゴミを出して去っていったのが困りもの。C布市の燃えないゴミ収集日は2週間に1度なんだよなぁ。共有のゴミ置き場があふれかえっております。
 それで思い出したわけでもないのだが、以前から不思議に思っていたのが、ゴミの分別で、燃えるゴミ、燃えないゴミ、プラスチックの区別がつかない人々の存在。(C布市には「プラスチック」の収集日があるんです)。燃えるゴミの袋に食品の包装紙などプラスチックが混入している例を多々見かけるのだが、これが俺には理解できなかった。ちゃんと、袋には「プラ」と印刷してあるのに。なぜなんだろう、頭悪いなこのやろー、などと思っていたのだが、つい先日ラジオを聞いていたら疑問が氷解。どうやら、プラスチックの袋はぺらぺらで薄いので、燃えるゴミと信じている人が多いらしいのである。彼らの信じるプラスチックとは、例えばプラモデルやレゴなどの玩具、弁当箱や皿などの食器、電子機器の筐体など、固くて厚いイメージのもの。なるほど! 長年、このプラ混入問題に頭を悩ませてきた俺はポンと膝を打ちました。要するに見た目で判断する人が多いっちゅうことですね。
 東京23区では平成20年度からプラスチック類を可燃ゴミとする「サーマルリサイクル」が始まるそうだが、これまで不燃ゴミとされてきただけに多少の混乱も起きそう……。でも、気楽に捨てられていい、と思う人が実際は多いんだろうな。