にわか避難民

 地元の私鉄工事の過程で発見された不発弾撤去のため、今日は避難民の俺です。朝9時半に家を出ると、街の辻々には警官とボランティアらしき自警団が立っており、SF映画の一場面みたい。とはいっても、どこかのんびりした雰囲気が流れているのは、確実に処理してくれる安心感からなのか、まさか爆発はしまいという楽観的な予測からなのか。午後3時終了予定と聞いているので、今日一日は本屋、図書館をはしごしながら時間をつぶす計画。まずは自転車で狛江・世田谷方面へ移動し、喜多見のブック○フへ。ここでは石黒正数それでも町は廻っている」(第2巻・ヤングキングコミックス)、日本橋ヨヲコ「プラスチック解体高校」(全2巻・ヤンマガKC)を購入。そこから野川へ戻り、休憩しながらネーミングの仕事のメモ。次に狛江の古本屋へ立ち寄るが、ここにはめぼしいものはなし。この店、大物が時々出るのだが、最近は何も入ってこないなぁ。そこから品川通りへ出て、調布図書館へ。世界史の書籍の資料として借りていた資料を返却。ここで警戒態勢の解除を知り、2時間ほどの避難生活が終了。なんだか、あっけなかったなぁ。帰宅後、仕事を再開しようとするが、このところの睡眠不足で横になったとたん熟睡。気がついたら夕方になっておりました。明日の取材が憂鬱……。


それでも町は廻っている 2 (ヤングキングコミックス)