女ともだち

 少女マンガ温故知新の続き。本日は、一条ゆかり「女ともだち」(りぼんマスコットコミックス)、小椋冬美キール・ロワイヤル」(ヤングユー・クィーンズコミックス)。
 一条ゆかりは「プライド」(月刊コーラス連載中)で目を開かれたんですが、「女ともだち」は少し前のりぼん掲載作品(1990年)。一条節は大人しめですが、出生の秘密や、友情をとるか男をとるか、他人を陥れる謀略など、小技はいつも通り満載。楽しめました。


女ともだち (1) (りぼんマスコットコミックス (568))


 小椋冬美キール・ロワイヤル」は、現在のところ単行本(2001年)で出た最後の作品?。すでに主人公は大人で、広告代理店に勤める女性と脱サラして弁当屋を始めた男の恋物語。この弁当屋の男、海堂っていうんだけど、台詞がいちいち格好よすぎる! 小椋冬美、センスいいよなぁ。


キール・ロワイヤル (クイーンズコミックス)