恋愛への妄想

 今日読んだ本2冊。穂村弘「もしもし、運命の人ですか。」(メディアファクトリー)は、内向的な男の女性観、恋愛観の妄想炸裂気味のエッセイ集。穂村さん、40を過ぎてもこんなこと考えているのかと思うと、うれしくなる。続いては小松左京「SF魂」(新潮新書)。半自伝的な「やぶれかぶれ青春記」(抜群に面白い)はずいぶん昔に読んだけれど、これは「虚無回廊」までの時代を簡単に振り返ったもの。万博関連の話が読みどころか。


 
SF魂 (新潮新書)

SF魂 (新潮新書)