太めでパンクもいいじゃないか

 原宿での仕事も3週間。ウェブサイトの編集、進行管理というのもなかなか大変で、複数ある連載記事を、発注、整理、校閲、デザインと同時進行でいくつも進めなければならない。おじさん、頭がこんがりそうですが、久しぶりにチームで動かす仕事は面白く、スピード感を楽しんでいます。このところ、英国パンク〜ポストパンク(インディー・ポップ)の音を集中して聞いているけど(Felt、The Delgadosあたりまで)、今日はパンク黎明期に活躍したX-Ray Spex。グラムロックにパンクのシャウトを乗せたようなスピード感あふれる音に、サックスの音が絡むのが面白い(ロキシーのアンディ・マッケイみたいにも聞こえる)。Stiff Little FingersやBuzzcocksを通しで聞くと体力がないいま非常にしんどいのだが、これは楽しめる。ボーカルのポリー・スタイリンが、パンクという先鋭的なイメージとは程遠い太めの体型なのもチャーミング。


X-Ray Spex - World Turned Dayglo