土田よしこ

　昨日、校正の残りを届けて、今日は一日脱力。中休みに、少しずつ読んでいた土田よしこ「待ったなし!! よしこはＯＬ」全３巻（ヤングジャンプ・コミックス）を読み終える。（この場合の「ＯＬ」はオールドレディーと読みます）
　なぜ今頃、土田よしこ？　という理由はいつもと同じで、安く買ってあったから。（１冊80円）
　少女マンガには疎い俺ですが、大島弓子、萩尾望都、竹宮恵子、弓月光などと並んで、土田よしこは数少ない好きな少女マンガ家の一人。「よしこはＯＬ」はもう20年以上前の作品だけれど、いま読んでもじゅうぶん笑わせてもらいました。少女マンガの世界にはじめて土田よしこがギャグを持ち込んだことにより、いまの西原理恵子などが出てくる土壌ができたんだものね。土田よしこの功績は大きいです。昔、写真を雑誌か何かで見たことがあるけれど、漫画と違って本人は可愛らしいお顔をしていたような。
　代表作「つる姫じゃ〜っ！」はテレビアニメ化されたけど、もし、これを実写版にすると誰が主役に適任か。ずばり、俺がつる姫になってもらいたいのは若槻千夏です。

■今日の売上
E･E･スミス｢レンズの子ら｣(創元推理文庫) 200円
E･E･スミス｢第二段階レンズマン｣(創元推理文庫) 200円
E･E･スミス｢グレー・レンズマン｣(創元推理文庫) 200円
岡本綺堂伝奇小説集其の一｢玉藻の前｣(原書房) 300円