ヤンキー漫画

ogawamachi2006-06-18

 テレビを見なくなって以来、何が娯楽になっているかといえば、それは漫画。何度も書いてますが、最近、本といえばコミックスしか読んでいません。もう、すっかり漫画脳。この一週間でいえば、

森田まさのりろくでなしBLUES
寺沢大介将太の寿司
所十三特攻の拓
・阿部秀司「エリートヤンキー三郎
尾瀬あきら夏子の酒
二ノ宮知子のだめカンタービレ」15巻
大暮維人エア・ギア」14巻
など。

 新刊は別として、「夏子の酒」以外は全巻読んでいるわけではなく、いずれも途中の巻まで。ある程度までは1冊100円で揃えることを自らに課しているので、続きはゆっくり見つけてゆくつもり。それにしても、ヤンキー漫画というか、不良高校生漫画が多い。が、それぞれにはやはり特徴がある。
ろくでなしBLUES……頭は悪いが喧嘩は一番。女に弱いボクサー志望の正義漢が大活躍。正統派番長漫画。ストーリー・画力など、作者が二十歳でこれだけのものを書いたというのが驚きの作品。読み始めると止まらない。
・特攻(ぶっこみ)の拓……頭も腕力も特筆すべきものがないいじめられっ子が、ツッパリ・デビュー。バイクでスピードの夢に賭けるという一応のコンセプトはあるものの、基本は暴走族の抗争漫画。ヤンキーを肯定していいのかと思いつつ、読むのがやめられない。
エリートヤンキー三郎……内気でゲーム好きの普通の高校生。が、県内全域に名を轟かす凶悪な兄2人のために、本人は高校に入学早々、軍団の総長に祭り上げられてしまう。そんな不幸な男が巻き込まれる受難の数々を描いた、変格ヤンキー・ギャグ漫画。一度はまるとくせになるが、一気読みには適さない。
 とまぁ、こんなものを最近は読んでるわけですが、いよいよ原稿の締め切りが近づいているので、しばらく漫画読みはお休みです。

■売れた本・CD
後藤明生「もう一つの目」(文藝春秋) 500円
仙波龍英「夢魔の館 ホーンテッド・マンション」(マガジンハウス) 200円
リザード「LIVE AT S-KEN STUDIO'78 and more!」1,000円
ティーグ・ビョークマン編「ウディ・オン・アレン 全自作を語る」(キネマ旬報社) 500円
和月伸宏るろうに剣心」(全28巻・ジャンプコミックス) 3,800円
古屋兎丸「π パイ」(全9巻・ビッグコミックス) 1,600円