漫画雑感

 昨晩は神保町で買ってきた本(漫画)を読むのに終始し、今朝は寝坊。起きるとカーッと照りつけるような真夏の天気ではないの。あ〜、苦手な夏がやってきた。以下、最近の読んだ漫画から。


岩明均ヒストリエ」第4巻(アフタヌーンKC
 心待ちにしていた第4巻。エウメネスの作戦によって無事に村は生き延びる。また1巻から読み返したくなったので、買い戻さなくては。


ヒストリエ(4) (アフタヌーンKC)


・塩崎雄二「バトルクラブ」第6巻(ヤングキングコミックス)
 この巻によって1st stageは終了。次巻から2nd stageに移行するのだとか。そのためか、外伝的な内容に終始。お色気とでたらめなアクション、下品なギャグが売りの作品なだけに、次回からはパワーアップをお願いします。


大暮維人天上天下」第17巻(ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ)
 う〜ん、描写が何だか「エア・ギア」と区別がつかなくなってきたぞ。読むのがしんどくなってきたなぁ。


天上天下 17 (ヤングジャンプコミックス)


鬼頭莫宏「ぼくらの」第6巻(IKKICOMICS)
 6巻が調布近辺ではどうしても見つからず、ようやく神保町にて購入できた。小学館とはいえ、マイナーなレーベルゆえか。敵ロボットを一体倒すごとに搭乗者の少年少女たちが死ぬというのは酷だよな。ジョージ秋山「ザ・ムーン」の現代風解釈であるこの作品のラストはどう対比させるのだろう。


ぼくらの 6 (IKKI COMIX)


相原コージ「真・異種格闘大戦〜地上最強の生物は誰だ」(アクション・コミックス)
 気がつけば最近は双葉社のアクション・コミックスばかり読んでいるような気が。これも、アクション・コミックスのこうの史代の本の広告ページに載っていて気になった作品のひとつ。ヒト、ライオン、トラ、マウンテンゴリラ、インドサイ、カバ、ヒクイドリ、クズリ、ナイルワニなど16名(?)が地上最強の生物を決めるトーナメントに参加。その強さを競うというすさまじく強引な作品である。第1巻では、ヒトvsカバ、アナコンダvsヒクイドリ、ライオンvsインドサイ、第2巻ではシマウマvsナイルワニ、マウンテンゴリラvsアフリカスイギュウ、第3巻ではハイイロオオカミvs土佐犬の熱戦が繰り広げられる。巻を追うごとに作者の筆ものってきたのか、アフリカスイギュウとマウンテンゴリラが関節技を応酬するなど、もはや動物の能力を超えた展開に。第3巻では土佐犬の飼い主の少女が「あっ!」と驚く姿で出てきたりと(ちょっと衝撃的)、なんだか凄いことになってきている。話題にならないのがおかしいぐらいの異色作。気になった人は是非手にとってみることをオススメします。


真・異種格闘大戦 1 (アクションコミックス)真・異種格闘大戦 2 (アクションコミックス)真・異種格闘大戦 3 (アクションコミックス)