獣の奏者

 昨晩、上橋菜穂子獣の奏者」(講談社)を読み始めたら止まらず、結局朝方に上巻を読み終え、今日読み終える。2007年度「本の雑誌」上半期ベスト1とのことですが、期待を裏切らぬ面白さ。ストーリーはもちろん、この作品でも言葉の美しさにため息(男の俺が言うのもなんだが)。母親を殺され、孤児となった主人公エリンを育てるジョウンおじさんとの暮らしぶりを読んでいると、俺もこんな女の子が欲しいと思ったり。上橋菜穂子の本は、好きなところを何度も読み直したいと思うのだが、今回はこのジョウンおじさんのパートを読み直す。仕事が一段落したら、また通して再読しよーっと。


獣の奏者 I 闘蛇編獣の奏者 II 王獣編