タコ

 晩飯に愛知産のタコを食べたところ、色は濃く、身は柔らかく、味もコクがあって激うま。改めてタコの偉大さを知った次第ですが、みなさん、普段食べているタコがどこから来ているかご存じですか? ラベルの表示を見ると、最近はほとんどがモーリタニア産。しばらく前はモロッコ産が幅を利かせていたのが、こちらはすでに資源が枯渇。モーリタニアのタコもそろそろ漁獲量が減ってきているとのことで、次は、カナリヤ諸島、メキシコ、スペイン、中国、ベトナムなどからの輸入が増えるのでしょう。ちなみに。タコの世界の消費量の6割は日本。国内では、関東より圧倒的に関西で食べられます。関東ではたこ焼きブーム以後でしょうか、消費が増えたのは。さらに。たこ焼きの元祖である「ラジオ焼き」(タコを、こんにゃくやスジ肉で代用)ですが、これを楽曲にしたのが、あがた森魚「元祖ラジヲ焼き」(アルバム「噫無情」所収)。ようやく話が音楽までたどり着いたところで、今週読んだ漫画のメモ。


吾妻ひでお「オリンポスのポロン」1巻(ハヤカワコミック文庫)

 ブック○フで105円。ポロンは一応、アポロンの娘という設定ですが、この可愛さは何? 俺にロリコン趣味はないのだが、吾妻ひでお、罪な作家です。


オリンポスのポロン (1) (ハヤカワコミック文庫 (JA782))


かとりまさる/安藤慈朗しおんの王」(アフタヌーンKC

 現在アニメ放映中。幼い頃、両親の殺害事件に巻き込まれた主人公が女流棋士となり、いずれ犯人と対峙するのではというストーリー。一応、6巻まで読みましたが、アニメ終了後、続きが読みたい方は漫画版へどうぞという程度か。厳しい言い方ですいません。


しおんの王(6) (アフタヌーンKC)


土塚理弘/五十嵐あぐりバンブーブレード」(ヤングガンガンコミックス)

 これも現在アニメ放映中。絵はアニメ版のほうが格段にいいですが、漫画版もそれなりに勢いがある。掲載誌がヤングガンガンだから? スクウェア・エニックスの漫画はアニメ化されると原作以上にパワー発揮というパターンが多いように思うのだが、息子がちらりと眺めて言うには、このバンブーブレードも「やっぱり、ガンガンじゃねぇか」と差別的な言動が。でも、いいんだよ、俺はタマちゃんが好きだから。


BAMBOO BLADE 6 (ヤングガンガンコミックス)


二ノ宮知子のだめカンタービレ」19巻(KC Kiss)

 今回はのだめと千秋よりも、脇の黒木とターニャ、久しぶりに登場の清良と峰のエピソードがメイン。安心して読める面白さ。最近、二ノ宮知子の過去作品をいくつか読み返したが、この作家が変わるのは「天才ファミリーカンパニー」から。のだめギャグの原点はここからですね。


のだめカンタービレ(19) (KC KISS)