風邪ひきました

 今週なかばから風邪をひいてしまい、ようやく落ち着く。昔、「あんただけは風邪ひかないと思ってたのに」と言われたことがあるが、よーするにバカということ。病気のときに看病してもらいたければ、普段からイタリア男のように女性はちやほやしておくに限ります(教訓)。そんなこんなで、この3日ほどはちっとも仕事が進まず、アニメを見たり、漫画を読んだりの日々。明日からは気持ちを入れ替えるぞ!(ちなみに、いま入れ込んでるアニメは「彩雲国物語」。だからダメなんだってば……)


西森博之お茶にごす。」1・2巻(少年サンデーコミックス

とめはねっ!」が高校文科系書道部漫画なら、こちらは高校ヤンキー系茶道部漫画。喧嘩が強いばかりに天災のようにトラブルがふりかかる主人公・船橋雅矢。穏やかな学校生活を送るため、美人の先輩がいる茶道部に入部。が、見るからに凶悪な雅矢に、周囲はハラハラの連続。雅矢を追い出そうとする暴走気味のヒロイン・夏帆がなかなか可愛い。まだ2巻までしか出ていないけど、これからが楽しみな作品。


お茶にごす。 2 (少年サンデーコミックス)


山崎さやかはるか17」19巻(モーニングKC)

 これにて最終巻。はるかが女優の道を歩み始める後半からシリアスな展開になったけれど、満足して読了。未読の方は1巻から一気にどうぞ。今なら前半の巻は、ブック○フの105円コーナーで比較的簡単に見つかると思いますよ。


はるか17(19) <完> (モーニング KC)


山川直人「コーヒーもう一杯」1〜3巻(ビームコミックス)

 以前から気になっていた作家。ようやく読んでみました。ジャンプ系の漫画しか読まない人にはまったく無縁のマイナー系漫画。スクリーントーンを使わない画面がものすごい密度で、ゴツゴツとした手触りが伝わってくる。が、慣れると自然と心地よくなってくるから不思議。登場人物はいずれも孤独をかこつ都会の住人たち。そこでの出会いと別れをテーマにした短編に、必ずコーヒーが絡んでくるという仕掛け。叙情性が強く出ている1巻、リーダビリティーが増した2巻がとくにオススメ。3巻では織田作之助と一枝を扱った短編がオダサク好きにはうれしい一編。


コーヒーもう一杯 III (3)


佐藤大輔/伊藤悠皇国の守護者」5巻(ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ)

 これで終わりなんて。。まだ始まったばかりじゃないか。ネットじゃ、連載打ち切りについて色んな憶測が飛んでいるけど、素晴らしくいい作品だっただけに残念。俺も再開を切望する。それが叶わなくとも、伊藤悠氏には次の作品に大いに期待してますが。


皇国の守護者 5 (5) (ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ)