最強キャラ、河合星矢

ogawamachi2006-08-07

 この数日を注意深くお読みの方なら、少額で拾ったカルペンティエールやらバラードやらがいくらになったかがおわかりと思います。で、今日は早乙女愛写真集が終了。金欠のおり、非常に助かりました。こういうことは何度起きてもいいですね。
 さて、夏前からはまった「エリートヤンキー三郎」も現在まで出ているものをすべて読んでしまい、早速出品したわけですが、登場キャラで特筆すべきはやはり、河合星矢でしょうね(どんな男かは下の表紙画像参照)。
 この男、高校生のはずなのに、朝から教室で酒びたり。恐ろしいほどの守銭奴で、金儲けのためなら他人を地獄に突き落とすことさえいとわないという銭ゲバぶりを発揮。いかさま麻雀はまだ可愛いほうで、賞金がかかったボクシングの試合では両グローブにスタンガンを仕込むなど、一歩間違えれば人死にまで出しかねない策を使うことも(このときは、自らがスタンガンの電撃で重傷を負うのだが)。主人公の三郎に取り入る一方で、かげではボケ、カス呼ばわり。こんな最低野郎ですが、こいつのおかげで漫画が面白くなっているのも事実。その思想、言動にはいつのまにか共感させられます。第2部に入ってからは登場機会も減ったのが残念。


エリートヤンキー三郎(6) (ヤンマガKCスペシャル)


■売れた本
阿倍秀司「エリートヤンキー三郎」26巻+第2部4巻(講談社) 6,750円
塩崎雄二「一騎当千」(1〜11巻) 4,100円
パトリシア・ハイスミス文庫19冊 1,900円
野村誠一早乙女愛写真集」(集週刊プレイボーイ特別編集) 4,600円